利活用は無限大!?ジビエ素材を使った雑貨5選

ジビエが大好きなみなさん、こんにちは。今回の記事は、早稲田大学で学ぶわたくし宮下大佑がお送りします!

私は以前、東京で開催されたペットイベントで、はじめて垣内さんにお会いしファンになり、そのご縁でこちらのペットフード関連の記事を書かせていただいたという経験があります。今回は、また違ったテーマでみなさんに楽しんでいただければ幸いです。最後まで、お付き合いください!

今日みなさんにご紹介するのは「ジビエ素材を使った雑貨」です。

ジビエ素材を使った雑貨と聞いて、すぐにピンとくる方。なかなかの通ですね。何のことか全く検討もつかないと言う方がほとんどだと思います。かく言う私も、一番最初にこの言葉を聞いたとき「な、なんだそれは…?」という感じでした。しかし、調べていく中で想像以上に魅力的な商品がたくさん出てきたので、今日は皆さんにご紹介できることに、とてもワクワクしています。

まず最初に、どの雑貨にも共通するジビエ素材とは何か、ジビエ素材を使うことの良さとは何なのかをご説明します!

目次

ジビエ素材ってなに?

まず最初に、ジビエ素材とは何かを説明します。みなさんもご存知の通り、そもそもジビエとはフランス語で「狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉」を意味する言葉ですが、対してジビエ素材とは天然の野生鳥獣の皮や骨などの素材を意味します。

そして意外や意外、実はジビエ素材自体はずっと昔から日本各地で衣類や武具などに使われているのです。しかし、ジビエ素材は一頭から取れる材料が少なく高価であり、さらに加工にも大変な手間がかかるため、それほど広く普及していないという背景があります。そのため、ジビエ素材と言ってもすぐに何のことだかわかる人はなかなかいないのが現状です。

ちなみに、世に出回っているほとんどのジビエ雑貨の素材は、主にシカの皮や骨でできたものが圧倒的に多いです。ジビエ素材といったら、ジビエの二大巨頭であるイノシシのことを思い浮かべる方も多いと思いますが、イノシシの皮や骨からできた雑貨は実はそれほど多くないんですね。

これはなぜでしょうか?

実はイノシシというのは、シカに比べて皮の内側の脂肪がとっても多いんです。それがイノシシ肉の、甘みのある美味しさにつながっているのですが、実はこのイノシシ特有の脂肪分の多さが、イノシシの皮を使った雑貨が極端に少ない理由になっているのです。

先日僕は京都に行った折に、垣内さんの食肉加工場を見学させていただきました。そのときにシカとイノシシの捕獲から加工までのビデオを拝見しました。

当然全く別の動物であるとは言うものの、シカもイノシシもどちらも4足歩行の哺乳類ですので、基本的な加工の方法は実はそれほど変わらないんですね。これにはなかなか驚きました。しかし一つ、決定的に違ったのは身から皮を剥がす工程でした。

シカは脂肪が少ないので、比較的楽に剥がすことができるのですが、イノシシは皮にその立派な脂肪がくっついているせいでなかなか剥がれないのですね。シカが身をフックにつり下げて、比較的簡単に皮を剥がすことができる一方、イノシシはその脂肪のせいで、皮と身の間にナイフを入れて少しずつ剥がす必要があり、これは想像以上の手間と時間がかかります。そして無事剥がした後も脂肪が皮についてしまっているので、雑貨等の材料として使うのはシカに比べて難しいのです。とても面白いですよね。

それでは次にジビエ素材を使う良さについて考えてみましょう。

ジビエ素材を使うことの良さは?

この文章を読んでいるみなさんは、ニホンジカやイノシシ等の野生鳥獣の増加による影響が、日本全国でどんどん深刻化しているという事実を知っていますか?

特に農作物に対する被害はなんと年間150億円近くあり、森林被害も全国で年間およそ5,000haに広がっています。これは、東京ドーム1,070個分くらいの大きな被害です。この問題を解決するためには、言うまでもなく、上にあげたような野生鳥獣を駆除する必要があります。そしてその駆除した野生鳥獣を有効利用できればさらに良いですよね。このように、駆除した野生鳥獣の命を有効利用する、利活用することがとても重要なのです。

ただしここで一つ、注意しておかなければならないことがあります。それは、作り手たちはジビエ素材を仕方なく使っているわけではなく、魅力的な素材として選んでいるということです。もちろん上にあげたように、ジビエ素材を使うことで解決される問題はたくさんあります。

ジビエ素材はこれから説明するように、他の素材には無い素敵な特徴がたくさんあります。世の中のためになるからや、何か問題が解決されるからジビエ素材でできたものを選ぶという気持ちはもちろん大切です。

しかしそれ以上に、純粋に素材が好きだから・品質が他よりも高いからという理由でジビエ素材で作られた商品を選ぶ人が増えていくと、もっともっと良いと思います。今回の記事で一人でもそう思ってくださる方が生まれれば、とても嬉しいです。

それでは、ジビエ素材に対する理解とそれを使うことによるメリットが理解できたところで、早速どんなジビエ雑貨があるのか、一緒に見ていきましょう〜!

ジビエ素材を使った雑貨5選

ENISICA 【シカ革・ジビエレザー】ニシカ・バッグ

まず最初にご紹介させていただくのは、こちらの鹿皮でできたバックです。この、ENISICAというブランドは、2020年に「縁をむすぶ鹿の革」というコンセプトで誕生した、比較的新しいシカ革専門のバッグブランドです。

一見してシカの皮でできているとはなかなか気づかないですね。こちらの商品、本当にこだわっておられて、

  • 野生の傷や個体差をあえて残すことで皮本来の唯一無二の味わいを楽しめる
  • シカの皮の手触りを生かすためにあえて裏地は付けない

などの工夫をされているそうです。

牛や他の動物の皮と違って、シカ皮はかなり細かい繊維を持っています。その特徴を存分に活かし、触っただけで気持ちが良い素敵な商品を実現しているのですね。

uun

次にご紹介させていただくのは、uunというブランドの作品です。

こちらの工房、実はオンラインショップでの販売は行っておらず、全て展示会での受注販売を行っています。一人一人にあったものを、真心込めて作っていただけるなんて、とっても素敵ですね。

下のリンクから、こちらの工房で作られている数々の作品を見ることができます。見ていただくとお分かりになると思うのですが、どの作品もどことなく自然の優しさや温かみを感じるような気がします。

忙しない毎日の中で、見るだけで、触るだけで、ほっと一息つけるような心の拠り所になってくれること間違いなしです。

ちなみにuunの工房は、垣内さんの京丹波自然工房と同じ京丹波町にあります。かくいう私も、以前垣内さんを訪ねて京丹波町に行ったことがあるのですが、自然豊かで本当に素敵な場所でした。みなさんも一度ぜひ訪れてみてください。

deer bone “hai” 鹿角彫刻「密印」蓮・指輪

実は意外かもしれませんが、シカの骨はその性質上彫刻にも向いた素材なのです。その特性を活かして、こちらのピアススタンドのように、一見何かの美術作品かと見紛うような素敵な雑貨がいくつも作られています。

こちらの作品を作られているdeer bone “hai”さんは、滋賀県を中心に主に関西で活動しておられる作家さんなのですが、なんとシカの捕獲から加工までを全て一人でされているそうです。

何も説明がいらないほど本当にすてきな作品ですよね。シカの骨を使った指輪という、他では見ない、なかなか珍しい彫刻作品です。シカの個体差によって、わずかに色や模様が違っているのがナチュラルで優しい印象を醸し出していると思います。

ちなみにですが、deer bone “hai”さんの商品ページから引用させていただくと、この作品の題名にある密印は印相・印ともいい、仏像の手や指の形のことを言うそうです。そして、この手や指の形によって「瞑想していることを指す形」や「説法をするときの形」「恐れなくてもよい」などさまざまな意味があるということです。

自分の指につけておくだけで気持ちが落ち着きますし、いろんなことから守ってくれそうですよね。勾玉に代表されるように、日本においても人間は太古の昔からアクセサリーをつけて祈りを捧げてきました。そういう意味でも、全て自然の素材でできたお守りを持つことで良いことがたくさんありそうですよね。

そしてそして、この作品のさらにすてきなところは、全て注文を受けてから作成されるので、注文者の要望を先に聞き、それを踏まえて作品を作っていただけるところです。注文者が「こんな雰囲気で作って欲しい」と言えば制作中にその内容を意識してくれるそうです。

私も先ほど触れたように、先日京都に行ったおりに垣内さんのシカ・イノシシ肉の解体施設を見学させていただいたのですが、シカの処理には想像以上に手間がかかるということを知り、とても驚いたという経験があります。解体に体力が必要なのはもちろんですが、解体を安全に行うためには想像できないほどやらなければいけないことがあります。それを一人でやるなんてなおさら驚きですが、最初から最後までを他の誰の手も入れずに一人でやるからこそ、素材から下処理、加工までを徹底的にこだわり抜いた品質の高い作品が完成するのかもしれませんね。本当に素敵です。

自分へのご褒美にはもちろん、友達や恋人へのプレゼントにも喜ばれること間違いなしですね。

0rigin Leather ラウンドファスナーロングウォレット / 天然日本鹿

熊野古道と共にある日本起源の歴史と循環をコンセプトにしたレザーブランド、Origin Leatherのロングウォレットです。紀州熊野・和歌山の鹿の皮を利用されています。

この商品の魅力はなんと言ってもこの革の色合い。日本の伝統的な色を使った落ち着いたデザインになっています。もともと持っていたアイテムにもスッと馴染みそうです。

ちなみに鹿の革は、経年変化によってどんどん魅力を増していきます。そして変化の仕方は使用した環境や、もともとの鹿の個体差によって一つ一つ違います。よく革を育てる、という言い方をしますが、買って終わりではなく、買ってからやってあげられることがたくさんあるのもジビエ素材の天然革でできた雑貨を持つことで嬉しいことの一つですね。

YAMAP 鹿革スマホポーチ / キャメル

次に紹介するのはYAMAP(ヤマップ)のシカ皮スマホポーチです。

これまでの雑貨よりも、よりシンプルなデザインでふわりとした優しい手触りが特徴です。自然の素材だけあって、野生ならではのシワや傷痕など天然の刻印が見られ、一つ一つに個性がある雑貨になっています。サイズは一般的なスマホよりも少し大きめで、スマートフォン以外にも化粧品やイヤフォンなどをしまうことができます。

シカの皮は、滑らかな質感で通気性・吸湿性に優れていて、軽くて手入れもしやすい素材です。他の素材ではなかなか味わえないような体験をぜひしてみてください。

おわりに

以上、ジビエ素材を使った雑貨5選です。いかがだったでしょうか。ジビエ素材を使った雑貨と言っても本当にたくさん種類があることがわかっていただけたのではないでしょうか?

これを読んで、ジビエ素材の雑貨に興味が出た方はぜひぜひお気に入りの商品を手に入れてみてください!初めての経験がたくさんあるはずです。なお、今回紹介しなかった中にも良い雑貨はたくさんあるので、ぜひ調べて見てくださいね!

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